平壌首脳会談の影響...北朝鮮の資源開発株、注目

[[写真=アイクリックアート提供]]


平壌首脳会談の影響で資源開発関連株が注目を集めている。

25日、金融投資業界によると、ポスコエムテック、韓国耐火、ティーフレックス、水産重工業、セノテクなどの銘柄が北朝鮮の鉱物開発の議論によって注目を浴びている。

同日基準で、耐火物の専門企業である韓国耐火は、今月に入って66.13%上昇した。鉄鋼副原料の製造・サプライヤーであるポスコエムテックも同期間で59.39%上昇した。韓国耐火とポスコエムテックは、高温・高圧に耐える物質である耐火物を生産する。耐火物の燃料であるマグネサイトは、北朝鮮の埋蔵量が30億トンで世界第2位の規模である。 2007年ポスコエムテックは、北朝鮮のマグネサイト開発事業を推進したこともある。

ティーフレックス(28.89%)、セノテク(16.46%)、水産重工業(15.92%)、の順で株価が上がった。ティーフラッグスは、特殊な材質の素材加工の専門メーカー、セノテクは、セラミック製品の専門メーカーである。水産重工業は、建設機械や重機を扱う。

鉱物開発株の株価が急騰した理由は、平壌首脳会談で、南北経済協力の現実化の可能性が大きくなり、北朝鮮の地下資源に対する関心が高くなったためだと見られる。金属資源の自給率が1%にも満たない韓国に比べて、北朝鮮には鉱物資源の種類が豊富で、埋蔵量も多い。 2016年に韓国鉱物資源公社が発表した資料によると、北朝鮮は、金(2000トン)、亜鉛(2110万トン)、鉄(50億トン)をはじめ、42種類以上の鉱物資源が埋蔵されていると推定される。

これにより、予想される経済効果も大きい。対外経済政策研究院(KIEP)が昨年12月に発表した報告書によると、北朝鮮の端川地域の地下資源の開発事業を再推進する場合、南北は今後30年間で38兆5000億ウォンの経済成長効果を期待される。

しかし、北朝鮮の鉱物開発資源の活用は、南北間で経済協力事業を推進するかにかかっているだけに、リスクもある。キム・ヨンファンKB証券研究員は、「トランプ米大統領が「核査察」をツイッターで言及したが、これは今回の平壌会談で議論されなかった」とし「米朝対話で核査察問題が主要議題として登場すれば、対話の過程がスムーズにはいかない可能性がある」と予想した。

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