現代車、「最後の開拓地」アフリカへの本格的攻略

[現代車、「最後の開拓地」アフリカへの本格的攻略]



現代(ヒョンデ)自動車が成長潜在力の高いアフリカ市場への攻略を強化する。

アフリカをはじめとする中東や東南アジアなど新興市場で販売量を拡大し、米国と中国など従来市場での不確実性を最大限減らして行くという腹案だ。

2日、業界によると、現代車は最近、アフリカ最大市場である南アフリカ共和国の来年の販売目標をあらかじめ設定し、本格的なマーケティング活動に乗り出した。

これによると、来年の販売目標は約4万5000台。 今年の販売予想値である3万8000台より18%以上高めたのだ。

先立って、現代車はアフリカ市場で2013年、15万6044台を記録した後、販売量が減り、昨年には9万9869台を販売するのに止まった。

しかし、現代車は今年を機に販売拡大を本格化するという計画だ。

現地の雰囲気も変わりつつある。 現代車は南アフリカの乗用車市場で7月まで市場占有率9.3%を記録、昨年同期間8.6%より0.7%ポイント上昇した。

同期間の年間販売量は8.5%増加した。 最もよく売れたモデルはグランドi10で、今年の7月まで5182台が販売された。 昨年同期には1156台に過ぎなかった。

現代車は南アフリカ市場でコナ、サンタフェなどでSUVの販売ラインナップを拡大する一方、来年初め、サントロ(国内名はアトス)の後続モデルである「AH2(プロジェクト名)」を発売するという計画だ。

南アフリカ共和国自動車製造業協会によると、アフリカは人口1000人当たりの乗用車普及が50台未満で、2020年まで少なくとも40%以上成長する見通しだ。

また、南アフリカの自動車製造会社協会は昨年6月、自動車産業の育成に向けた「2035マスタープラン」を樹立、年間生産規模を60万台から140万台、現地生産部品の使用割合を38%から60%に引き上げるという計画を発表している。

これは南アフリカ共和国に限られた状況ではない。 アフリカの自動車市場は今後、無限の成長が可能なところとされている。

専門家らはアフリカの人口が10億人以上である上、中間層人口もだんだん増えているだけに、中長期的には消費財購買力が大きくなると見ている。

先立って、現代車はアフリカ市場で乗用車の販売を増やしてきた。 アフリカ北部のアルジェリアにカウンティ550台を供給する一方、モロッコでも600台規模の政府入札を受注した。

一方、現代車によると、今年上半期にアフリカを含む中東、アジアなど新興市場での販売は約51万5000台余りで、前年同期比5.6%拡大された。
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