CGV多面上映システム「スクリーンX」、欧州や中東に初進出

[写真=CGV 提供]


CJ CGVの多面上映特別館「スクリーンX」が、欧州や中東に初めて進出した。

CGVは最近2ヵ月間、英国、スイス、フランス、アラブ首長国連邦4ヵ国に「スクリーンX」が新規進出したと13日明らかにした。「スクリーンX」の上映館が欧州と中東地域の映画館に設置されたのは今回が初めてだ。

「スクリーンX」は2013年、CJ CGVと韓国科学技術院(KAIST)が共同開発に成功した世界初の多面上映システムだ。映画館の全面だけでなく、左右双方の壁までスクリーンで活用することができるのが特徴だ。

CGVは今月10日、英国リバプールの「Cineworld Speke」とロンドンのグリニッジにある「Cineworld The O2」にそれぞれ「スクリーンX」上映館をオープンした。

また、今月8日にはアラブ首長国連邦「Reel Cinemas」とのパートナーシップを通じて、「Reel Cinemas The Dubai Mall」に中東初の「スクリーンX」館をオープンするなど、グローバル化に拍車をかけている。この映画館はドバイ最大の商業モール「The Dubai Mall」に入店しており、鮮明な画質を誇る「フラッグシップレーザー」と、高音質の「ドルビーアトモス」などのスペシャル館を保有したラグジュアリーコンセプトの大型マルチフレックスだ。

CGVは現在、国内をはじめ、英国、フランス、スイス、アラブ首長国連邦、米国、中国、タイ、インドネシア、ベトナム、トルコ、日本など全世界12カ国で151の「スクリーンX」上映館を運営している。

CGVチェ・ビョンファン新事業推進本部長は「スクリーンXフォーマットと上映館のグローバル拡張を通じて、スクリーンXだけの独歩的な映画観覧の経験を伝えるために邁進する計画だ」と伝えた。
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