大韓航空、11月から釜山発の日本路線にCS300投入

[大韓航空、11月から釜山発の日本路線にCS300投入]



大韓航空が10月末に始まる冬季運航シーズンから既存の国内線に投入した新規機載のCS300を釜山発の日本の一部路線に投入する。

12日、航空業界や大韓航空によると、大韓航空は昨年末に初のモデルを導入したボンバルディア社のCS300を冬季スケジュールから釜山発の日本の成田、名古屋、福岡、札幌路線に投入する予定だ。

大韓航空は11月、釜山~名古屋間の路線を皮切りに、12月には釜山~成田路線にCS300機種を投入する。 また、来年1月からは釜山発の福岡と札幌路線にもCS300が導入される。 ただ、該当路線で日本航空(JAL)が運航するコードシェア便は既存のB737機種で運航される。

CS300は大韓航空が昨年末、アジア航空会社の中で初めて導入した最新型機載、大韓航空の短距離戦略の中核となる機種といわれている。 CS300は同クラスの航空機に比べ圧倒的な燃料効率性をもったのが特徴だ。 炭素複合素材の使用を通じて航空機の軽量化を図り、空気力学的設計で燃料効率と騒音を減らした。 また、Pratt&Whitney社のGTF(Geared Turbo Fan)エンジンが内部に設置された減速ギアを通じ、エンジンが最適の速度で回転して最高のエンジン効率を発揮する。

大韓航空が従来の国内線で運航していたCS300機種を日本路線まで拡大させるのは短距離路線でも燃料費を節減し、原油価格の上昇に備えているものと見られる。 航空業界の関係者は"航空業界において利益率を最も大きく左右する要因の一つは燃料費"と"大韓航空は中長距離路線でB787ドリームライナーを主力として、短距離路線ではCS300を通じて原油価格の上昇によるリスクを低める戦略を取っている"と話した。

大韓航空がCS300の最初の国際線就航地に釜山発の日本路線を選んだのは座席構成とも関係があるというのが業界の見方だ。 既存の釜山発の日本路線を運航していたB737-900は8つのビジネスクラスと180つのエコノミークラスで構成される反面、CS300機種はビジネスクラスはなく、25席のプレミアムエコノミーと102席のエコノミー座席で構成される。

一方、大韓航空は現在まで金融リース方式で、6台のCS300を導入したが、今年末までに4台をさらに導入する予定だ。 製作会社との契約にはこれとは別に10台のオプションと追加10台に対する購入権利などが含まれ、中長期的な追加購入可能性も開かれている。
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