李在鎔サムスン電子副会長、180兆「莫大な投資」…社会貢献通じた成長「約束」

[李在鎔サムスン電子副会長、180兆「莫大な投資」…社会貢献通じた成長「約束」]



サムスンが未来成長動力の確保などに向けて今後3年間、180兆ウォンを投資する。 韓国の年間予算(2018年基準428兆8000億ウォン)の41.9%に達する金額だ。

李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が主導したものと知られたサムスンの「莫大な投資」はこの会社の発展だけでなく、国内産業生態系全般の同伴成長に寄与するものと期待される。 雇用創出、スタートアップ生態系の強化、中小企業の支援など国内経済活性化対策が網羅されたためだ。

サムスンは8日、△新規投資拡大 △若者の雇用創出 △未来成長事業の育成 △開放型革新生態系の造成 △相生協力の強化などに今後3年間で計180兆ウォン(国内130兆ウォン)を投資すると明らかにした。

業界では李副会長が長期的な観点から今回の投資を苦心してきており、先月、文在寅(ムン・ジェイン)大統領とインドでの会合が導火線の役割をしたものと解釈している。

李副会長は6日にもサムスン電子の京畿道平沢キャンパスを訪れた金ドンヨン副首相兼企画財政部長官と非公開の昼食会で、"企業の本分を忘れず、若者たちが夢を持つことができるように、そして国民が誇りを感じる会社になれるよう努力したい"、"サムスンだけができる技術開発と社会に役立つ価値創出を熱心にして雇用を創出する"と強調したことがある。

彼の見解は今回の投資の中にそのまま盛り込まれた。 先にサムスンは新規投資・採用を拡大し、新成長産業を集中育成する方針だ。 若者の雇用創出に向けて今後3年間の採用規模を2万人ほど拡大する。 今年から2020年まで2万~2万5000人を採用する予定だったが、これを最大4万人まで増やす計画だ。

サムスンの関係者は"サムスンの今回の投資が現実化されれば、半導体・ディスプレイ部門で40万人の雇用誘発があるだろう"とし、"生産による雇用誘発30万人などを合わせると、計70万人に達するだろう"と説明した。

AI(人工知能)・5G・バイオ・半導体を4大未来成長事業として育成するための投資も惜しまない。 このため、サムスンは韓国AIセンターをハブとしてグローバル研究拠点に1000人の人材を確保するという計画だ。

これとともに世界初の5G商用化を機にチップセット・端末・装備など全分野に果敢な投資と革新を主導する。 これを通じて米国と日本などグローバル市場で影響力を拡大するという戦略だ。 KT経済経営研究所によると、5G商用化の際、社会経済的波及効果は2025年以降、年間少なくとも30兆ウォン以上と見られる。

また、バイオ分野を「第2の半導体」事業として育成するため、バイオシミラー(製薬)、CMO事業(医薬品委託生産)などにも集中投資する。 バイオ事業は長期間、大規模な投資が必要だが、高齢化と慢性・難治疾患の増加で高成長が期待される分野である。

基礎科学の投資で未来の技術競争力も確保する。 サムスンは未来技術の育成事業を通じて2013年から物理、数学などの基礎科学分野の研究を支援してきている。 今後、4次産業革命の中核となるAI、5G、IoT(モノのインターネット)、バイオなど未来成長分野に支援を拡大する予定だ。

この他にもサムスンは△青年1万人に対するソフトウェア教育支援 △5年間、500のスタートアップ課題投資 △産学協力の規模を年間1000億ウォンに拡大 △5年間スマートファクトリー2500つ支援 △下請け会社への支援プログラムを計4兆ウォンに拡大などに乗り出す。
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