SKC、2四半期の営業益531億ウォン….昨年同期比20.1%増加

[SKC、2四半期の営業益531億ウォン….昨年同期比20.1%増加]



SKCは今年2四半期に売上7260億ウォン、営業利益531億ウォンを記録したと6日、明らかにした。

昨年2四半期より売上は18.0%、営業利益は20.1%増えた。 営業利益が500億ウォン台を記録したのは2015年3四半期以降、3年ぶりだ。

◆化学事業の売り上げ2293億ウォン・営業利益407億ウォン….高付加ダウンストリームの強化
部門別に見ると、化学事業は売上2293億ウォン、営業利益407億ウォンを記録した。 ライバル会社の定期補修の進行など友好的な市場状況の中で、PO生産量を最大限に増やし、高付加ダウンストリーム事業を強化した影響が大きい。

3四半期には競合社の定期補修の減少などで、POの需給環境が多少緩和されるものとみられる。 SKCは高付加ダウンストリーム商品の販売を増やし、製造原価を減らしていくなど収益性を安定的に維持するための努力を強化していく方針だ。

◆フィルム事業の売り上げ2905億ウォン・営業利益20億ウォン….スペシャリティ製品の販売拡大
インダストリー素材事業は売上2905億ウォン、営業利益20億ウォンへ黒字転換に成功した。 MLCCフィルム、飛散防止フィルムなど高機能のスペシャルティー素材の販売を増やしたおかげだ。 ただ、原材料価格の上昇、前方産業の低迷の影響で、大幅な実績改善につながることはできなかった。

3四半期には熱収縮フィルム、スマートフォン用フィルム市場が最盛期に入り、業績が好転するものとみられる。 特にSKCはエコトレンドに歩調を合わせてエコラベルを商業化し、生分解性フィルムで作ったエコ食品包装紙も準備している。 LCDを作るのに使われるTACフィルムの短所を補完したTAC代替フィルムも認証を終えて販売に乗り出す。 昨年、SKCの100%子会社になったSKCハイテク・アンド・マーケティングの実績が持続的によくなっている点も実績改善に肯定的だ。

◆成長事業の売り上げ2062億ウォン・営業利益104億ウォン….半導体素材事業の本格化
成長事業は売上2062億ウォン、営業利益104億ウォンを記録した。 半導体素材の売上が増え、通信装備のオフシーズンが終わり、昨年1四半期より営業利益が増加した。

3四半期も成長の勢いが続くものとみられる。 SKCは半導体ウェハーの研磨材であるCMPパッドを本格的に量産し、SKCソルミクスは半導体部品素材の増設工事を終える。 SKバイオランドも最近、中国に第3世代マスクパック工場を完工し、本格稼動に乗り出す。

特にSKCは半導体素材・部品事業の領域を拡張することにした。 セラミック素材・部品事業、CMP素材事業、半導体ケミカル事業、後工程の素材・部品事業に加え、新規アイテムを発掘することにした。 2021年に半導体だけで売上1兆ウォンを達成するのが目標だ。

2四半期の実績によってSKCの負債比率は1四半期より1.1%p減少した127.3%を記録した。 借入金の依存度も38.4%に、0.5%p減少した。 このような傾向を反映し、6月、信用格付け会社はSKCの格付けをA+に上げた。 SKCがA+等級に評価されたのは1997年、上場以来初めてだ。
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