済州航空が8月から仁川~グアム路線の機内でワイファイ(Wi-Fi)を利用したゲーム、映画鑑賞など、エンターテイメントサービスをテスト運営すると30日明らかにした。
旅客機の座席に個人モニターがなくても乗客が所持したスマートフォン、タブレットPC、ノートパソコンなどの機器で、機内エンターテインメントコンテンツを利用することができる。
このサービスは、旅客機に設置したストリーミングサーバを通じて事前に保存されている映画、TV番組、音楽などのコンテンツを個人技機で伝送する方式で行われる。
個人電子機器を「飛行機モード」にした状態でワイファイを活性化し、「JEJUAIR WiFi」を選択した後、ウェブブラウザで「wifi.jejuair.net」を入力するとコンテンツ利用が可能である。
済州航空は8月から9月にかけて仁川を出発するグアム路線で無料サービスを提供して運営した後、システムの安定化作業を経て、一部サービスを有料に転換する計画だ。
一方、ワイファイを基にしたストリーミングサービスは、現在米国国籍機のうち52%がストリーミングサービスを提供しているほど普遍化されている。
済州航空の関係者は、「過去には座席ごとに個人用モニターを設置するのが一般的だったが、デジタル機器の普及が増え、ストリーミングサービスが普遍化する傾向である」と説明し、「多様で面白いコンテンツを確保して提供できるよう努力したい」と伝えた。
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