ネイバー・ラインの節約フォンオ(MVNO)事業部門の子会社「ラインモバイル」が日本でソフトバンクの通信回線を通じて節約フォーン事業を拡大する。
ラインは現在使用中のNTTドコモの通信回線に続き、ソフトバンクの通信回線を追加してサービスを開始すると2日、明らかにした。
2016年9月、節約フォンサービスを開始したラインモバイルはこれまでNTTドコモの通信回線だけを借りてサービスを提供してきたが、今回にソフトバンクの通信回線サービスを追加し、消費者の選択の幅を広げた。
ラインがソフトバンクの通信回線をサービスに追加したのは今年初、ソフトバンクとの戦略的提携によるものと解釈される。
先立って、ラインは2月、ソフトバンクにラインモバイルの持分51%を売却し、経営権を渡した。 従来の100%の持分を持っていたラインの持分は49%に減少した。
当時、ラインはラインモバイルの持分売却について"ソフトバンクとの戦略的提携を通じ、モバイルサービスを持続拡大するためのもの"と説明した。
一部ではラインがソフトバンクとの協力によって、従来のNTTドコモの通信回線を整理し、ソフトバンクの通信回線に完全に移動するものと予想したが、ラインは両回線をサービスすることにした。
業界では日本国内の節約フォンメーカーの競争が熾烈な状況で、ラインモバイル加入者が16万人に止まるなど市場占有率が2%水準に過ぎず、3位の通信会社であるソフトバンクとの協力を通じて事業を拡大するためのものと見ている。
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