アシアナ航空「機内食大乱」3日目・・・ホームページに社長の公式謝罪文発表

[写真=聯合ニュース(アシアナ航空の機内食を供給してきたSharp DO&CO Koreaの代表が2日午後、自ら命を絶った)]


1日から始まった機内食大乱が3日にも続き、アシアナ航空が機内食供給支障と伴う運航遅延する状況について公式に謝罪した。

アシアナ航空は3日、キム・スチョン社長が公式ホームページに「最近、機内食の供給会社変更の過程で機内食サービスに支障が生じ、顧客の皆様にご不便をかけて深くおわび申し上げる」と謝罪した。

アシアナによると、3日にも機内食の供給支障で運航が相次いで遅れており、一部の短距離路線は機内食なしの「No Meal」状態で離陸するなど、今月1日から「機内食大乱」が続いている。

このようにアシアナ機内食大乱がなかなか進展する気配を見せず、その背景に関心が集まっている。

今回の事態はアシアナ航空の新しい機内食の供給会社で火災が発生したため、臨時融通で小規模業者と契約を締結したことが根本的な原因と把握された。

アシアナ航空は15年間、LSGスカイシェフ・コリアから機内食を供給してきた。しかし、先月30日で契約が終わり、ゲートグルメコリアにパートナーを変更した。LGSスカイシェフ・コリアとゲートグルメコリアは、全世界50~60カ国の主要空港での機内食、航空機内サービスなどを提供する大型グローバル会社として、アシアナ航空と合弁し、それぞれLSGスカイシェフ・コリアとゲートグルメコリアを設立した。

ゲートグルメコリアは今月1日からアシアナ航空に機内食を提供する予定だったが、今年3月、仁川空港に建設していた工場に火災が発生し、機内食の供給に問題が生じた。仕方なく、アシアナはSharp DO&CO Koreaと3ヵ月間の短期契約を結んだ。

しかし、Sharp DO&CO Koreaは1日3千食の機内食を生産していた小規模会社で、アシアナ航空の機内食の需要に応じることは不十分であるというのが業界の指摘だ。アシアナ航空が夏休みの繁忙期に提供する機内食は1日3万食に上る。

特に、機内食を作って運搬・搭載する過程には特殊輸送車両と装備、熟練した技術を備えた人材が必要だが、会社の未熟さに1日の暴雨まで加わり、機内食搭載が大挙遅延された。ついに2日にはSharp DO&CO Koreaの代表A氏が自ら命を絶った。機内食の納入が遅延された理由で飛行機の離陸が遅れた場合、機内式提供の会社がすべての責任費用を負担しなければならないという特約の条件がAに心理的圧迫感を与えたとみられる。

一方、アシアナ航空の関係者は「事態は徐々に好転している」とし、「速やかに正常化するために最善を尽くす」と説明した。
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