米朝首脳会談、予定通り開催される可能性でウォン/ドル為替レート下落

[写真=アイクリックアート提供]


一度キャンセルされた米朝首脳会談の開催が復活し、ウォン/ドル為替レートが下落傾向をみせている。

28日、ソウル為替市場でウォン/ドル為替レートは午後3時現在、ドル当たり1072.5ウォンを記録し、前取引の終値より6.5ウォン下がった。この日、ウォン/ドル相場は前日より3.5ウォン安い1,074・5ウォンで取引を始めた。

26日、 文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は1カ月ぶりに再び南北首脳会談を行い、両国の首脳は6月12日に開かれる予定の米朝首脳会談に向けて緊密に相互協力することにした。

このように対北朝鮮リスクが後退し、ウォン高ドル安傾向が続いている。こに韓国銀行の金利引き上げが遅れるという予測に、外国人投資者の国内債権の投資が続いている上、月末を迎えて輸出メーカーのドル売りが出る点もウォン/ドルのレートを下落させる要素として作用している。

韓半島の緊張感の解消で株式市場や債券市場でも外国人資金が継続して入り、28日午後3時現在、ウォン/円財政為替レートは前取引日基準価格より6.84ウォン下落した100円当たり979.58ウォンで取引されている。
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