​​​SKC、高付加化学事業の好調に1四半期営業益改善

[​​​SKC、高付加化学事業の好調に1四半期営業益改善]



SKCが高付加化学製品の拡大など化学事業の好調に支えられ、1四半期の業績が大幅に改善された。

SKCが1四半期に売上6387億ウォン、営業利益412億ウォンを記録したと3日、公示した。 昨年1四半期比、売上げは8.8%、営業利益は9.0%増加した。

MCNS、SKCコーロンPIなど主要投資会社がよい業績を出し、税引き前利益は前年同期より59.0%が増えた585億ウォンを記録した。 透明PIフィルム設備、中国半導体ケミカルJVなど大規模な投資にも負債比率は128.4%で、昨年より減少した。

◆高付加事業の拡張、化学事業の収益性↑

化学事業は高付加価値製品の拡大により収益が大きく改善された。 化学事業は売上2102億ウォンに営業利益368億ウォンを記録した。 営業利益は前年同期比15.7%増加した。 昨年末に進行した臨時補修が終わり、生産量が増加し、高付加ダウンストリーム事業の拡張で、高付加製品の生産量が増え、損益が改善された。

2四半期にも友好的な需給環境が続くものとみられる。 地域内の主要会社が定期補修を進行し、供給が円滑に行われていないからだ。 SKCは工程の最適化で生産性を高め、製造コストを削減する一方、高付加価値製品の販売量を持続的に増やし、安定的な収益性を維持していく計画だ。

◆インダストリー素材、原価の上昇で赤字の拡大

インダストリー素材事業は原材料価格の上昇で営業損失が増えた。 インダストリー素材事業は売上高2735億ウォン、営業損失40億ウォンを記録した。 営業損失は前年同期10億ウォンの損失からさらに増加した。

ディスプレイなど前方産業の需要低迷と原材料価格上昇の影響が大きかった。 前方産業の需要が減っている状況で、フィルムの主な原料であるTPAとEG価格は前年平均よりそれぞれ12.3%、15.4%上昇するなど二重苦を経験した。

ただ、昨年7月、子会社になったSKCハイテク・アンド・マーケティングは実績がよくなっている。 今年1四半期の売上高と営業利益はそれぞれ800億ウォンと23億ウォンで、昨年同期間628億ウォンと50億ウォンより大幅に増えた。

2四半期には業績が改善される見通しだ。 原価の引き上げ分を製品価格に反映する努力を強化する方針だ。 飲料水の消費が多い夏を控え、PET瓶ラベルに使われる熱収縮フィルムの需要が伸びているのも友好的だ。

また、モバイル新製品の早期発売の展望と6月、ロシアワールドカップの影響などでディスプレイフィルム、高機能フィルムなど前方産業の需要増加が予想される。

SKCは現在、高付加スペシャリティ製品を増やしている。 最近、米国法人のSKC inc.が本格的にマーケティング活動に乗り出したSKCエコラベルが良い例だ。 PET瓶ラベル用の熱収縮フィルムであるSKCエコラベルはPETボトルをリサイクルする際に取り外す必要なく、一緒にリサイクルでき、環境にやさしい。 このような努力の結果、2016年に22%水準だった高付加スペシャリティ商品の割合は昨年、27%に増えた。 今年は32%ほどに増やし、2020年まで40%に拡大するのが目標だ。

成長事業は通信装備のオフシーズンの影響で売り上げ1550億ウォン、営業利益84億ウォンを記録した。 営業利益は半導体素材事業の影響で、前年同期より13.5%増えた。 半導体素材事業は売上と営業利益が共に増加した売上708億ウォン、営業利益37億ウォンを記録した。
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