関税庁、「韓進家・大韓航空」3度目の家宅捜索・・・自宅で「秘密の空間」確認

[写真=聯合ニュース(チョ・ヤンホ韓進グループ会長の自宅を家宅捜索するために訪れた関税庁の関係者たち)]


韓進(ハンジン)グループオーナー一家の密輸・脱税疑惑を捜査中の税関当局が、チョ・ヤンホ会長とチョ・ヒョンミン専務などが一緒に暮らしている自宅など、5ヵ所を追加で家宅捜索した。

2日、関係当局によると、関税庁の仁川本部税関はこの日の午前からチョ会長と夫人イ・ミョンヒ氏、次女チョ・ヒョンミン専務などが住んでいる平昌洞(ピョンチャンドン) 自宅で家宅捜索を行った。

仁川空港第2ターミナルの大韓航空の手荷物サービスチームと儀典チーム、ソウル江西区傍花洞(バンファドン)本社の電算センター、ソウル西小門(ソソムン)にある(株)韓進(ハンジン)ソウル国際物流支店も家宅捜索した。特にソウル国際物流地点は主に大韓航空の貨物運送を代行するところで税関当局が会社の名義で偽装した個人密輸容疑も追加で得たのではないかという観測も出ている。

チョ専務の自宅と本社の電算センターに対する家宅捜索は2度目であり、韓進グループオーナー一家の密輸・脱税容疑と関連した税関の家宅捜索は今回が3度目だ。

今回の調査は最近、関税庁にチョ専務の自宅に公開されていない「秘密の空間」があるという追加情報提供などによって行われたという。

関税庁の関係者は"チョ専務の自宅に前回の家宅捜索のとき確認されなかった空間があるという通報が寄せられた"とし、"そのほかの情報提供の内容について確認するための目的もある"と述べた。

税関当局はこの日の家宅捜索で情報提供内容のどおり、実際「秘密の空間」があるという事実を確認しており、発見された秘密の空間は少なくとも2ヵ所である伝えられた。

最近、チョ専務の「水かけパワハラ」事件で韓進一家が個人のものを会社の物品や航空機部品に偽装して納めなければならない運送料や関税を回避したという内部の証言がSNSなどを通じて広がった。10時間にわたる韓進オーナー一家の家宅捜索の末に「秘密の空間」を発見し税関は、これを中心に密輸と脱税の容疑などを集中調査していく予定だ。
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