ペットボトルなどの製品,製造時からのリサイクルを評価

リサイクル品を活用した庭園[写真=聯合ニュース]


環境部は、資源循環基本法に基づいて「第1次製品の循環利用性評価計画(2018年~2020年)」を定め、25日からペットボトルなどの循環利用性の評価を開始すると24日発表した。

循環利用性の評価は、製品が廃棄された時のリサイクルを阻害する要素を評価して、改善が必要な部分を製品設計段階から反映するように勧告する制度である。

評価は、循環利用・適正処分の可能性、廃棄後の重量・体積・材質・成分、有害物質の種類と量、耐久性などの4つの項目に分けられる。

環境部は、評価結果に基づく改善勧告を生産者が履行しなければ、インターネットやマスコミなどを通じて公開する方針である。一方、勧告を適正に履行した製品のベストプラクティスは、積極的に知らせることにした。

第1次製品の循環利用性評価の計画では、今年から3年間の評価対象と日程・手続等が入れられた。材質・構造等の設計上の理由から、リサイクル問題を起こした製品の中で改善が急がれるペットボトル、滅菌紙パック、自動車部品などの10個の製品群が第1次評価の計画対象に選ばれた。

環境部は、1次年度の今年はペットボトル、発泡スチロールなど5つの製品・包装材群を優先評価する。これらの製品は、昨年選別・リサイクル業者などを対象に実施した現場の実態調査でリサイクルが難しい製品に分類された。

また、包装材群は生産時に様々な材料を混合したり、 ラベル、着色・コーティング材料等を使用している場合が多かった。これは、リサイクル費用の増加、再生原料の品質の低下などにつながり、リサイクル業界の低迷の主な原因として指摘されてきた。

環境部は、これらの5つの製品・包装材群の製品設計段階から無色・シングル材質と剥がしやすいが簡単なラベルを使用するようにするなど、設計の改善により、製品の循環利用性を高める計画である。

2次(2019)・3次(2020)年度には、家電や自動車部品などについて解体しやすさや、リサイクル工程上の安全性などを主に評価する予定である。環境部は、今後製品ラインの生産とリサイクル業者、関連の専門家などが参加する協議体(ガバナンス)を構成して、評価結果の効果的な実施のための議論を行う計画である。

イ・ビョンファ環境部資源循環政策課長は“今回の制度で、生産者が製品の材質・構造の循環利用性を迅速に改善するようにし、国内のリサイクル業界の競争力を引き上げるきっかけを用意する”と述べた。

(亜洲経済オンライン)

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