SKイノベーションはオーストラリアのバッテリー原材料生産会社である「オーストラリアンマインズ(AM)」と長期の購買契約を締結したと11日、明らかにした。
今回の契約でSKイノベーションはAMがオーストラリアのクイーンズランド州で生産する硫酸コバルト1万2000tと硫酸ニッケル6万tを2020年から供給を受けることになる。 これはコバルト基準のバッテリー事業全体の購買量の90%に達する。
契約期間は7年が基本で、6年を追加で延長できる。 これでSKイノベーションは最大13年間、硫酸コバルトとニッケルなどを供給を受けることができる。
SKイノベーションの関係者は"今回の長期契約を通じて原料需給の不安定性を縮小するだろう"とし、"コバルトを中心とした中核原材料の価格の乱高下の中で、安定的に主要原料を確保するとともに、今後発生可能な原価上昇を未然に防止することができる"と期待した。
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