ネイバーがグローバル水準の人工知能(AI)研究とAI人材のスカウトに拍車をかける。 ネイバーは今年、国内外大学と産学プロジェクトを増やし、主要AI技術が発表される世界的学会に対する後援を開始する。
ハン・ソンスクネイバー代表は12日、香港科学技術大学(HKUST)で開かれる「ビッグデータ・アンド・AIデー2018」に出席し、AI共同研究のための産学協力AI研究所「香港科学技術大学-ネイバー/ライン人工知能研究所(AI Laboratory)」を発足させる。 ネイバーの海外AI研究拠点はフランスに続き、香港が2番目だ。
香港科学技術大学のビッグデータ研究院が主催する「ビッグデータ・アンド・AIデー2018」は香港を含めたアジア太平洋地域の学界・産業界が推進するビッグデータとAI研究動向を共有するため、毎年香港で開催される。
ネイバーは香港に構築したAI研究所を通じてClovaのAI技術を高度化するという計画だ。 ネイバーのAI技術の研究は△音声認識 △自然言語処理 △音声合成 △ビジョン/動画を中心に行われており、これと共にAIのマシンラーニング(機械学習)とディップラーニングモデルの研究を並行している。
ネイバーとラインが共同開発したAIプラットフォームのClovaに搭載された韓国語と日本語の音声認識・合成技術は世界的水準という評価を受けている。 日本で実施された韓国語と日本語の音声合成比較実験で、Clovaが3.39点を獲得し、アマゾンとグーグルを抜いて1位を占めたりもした。
ネイバーは主要AI技術が発表されるさまざまな学会を公式後援する。 後援対象に名前をあげた所は自然言語処理技術の最上位の国際会議△ACL △EMNLP △NAACLなど13つのAI関連国際会議だ。 ACLは言語処理業界で最も高い評価を受ける国際会議であり、3年周期で北米,アジア,ヨーロッパで開催される。
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