コ・ドンジン サムスン電子・IM部門長(社長)が中国市場でギャラクシーS8、s9などフラッグシップ(最高仕様)モデルでシェアを回復していると強調した。
コ社長は23日、瑞草社屋の多目的ホールで開かれた「第49期の定期株主総会」で、ある株主の中国市場での占有率下落傾向に対する対応策に関する質問に"中国のスマートフォン市場でサムスン電子のシェアは一桁に落ちた"、"株主たちが中国のスマートフォン事業を心配していることを申し訳なく思う"と話した。
サムスン電子は2013年までもシェア20%台で中国市場不動の1位だったが、昨年のシェアは1%台に落ちた。 華為、小米、OPPO、VIVOなど中国のスマートフォンメーカー各社が安価な価格を長所に内需市場を掌握し、技術力まで備えて急成長したためだ。
コ社長は中国市場でシェア拡大のため、組織再編などの戦略に心血を傾けていると強調した。
コ社長は"1年の間に組織責任者を交代した"、"現地に営業組織を3段階から2段階に縮小し、早い意思決定を可能にした"と説明した。
続いてコ社長は中国は特殊な市場でシェア回復には時間が必要だと強調した。
コ社長は"中国市場は絶対に韓国の内需市場のように見てはならない複雑な市場であり、時間が必要だ"、"現地の流通の慣習に対して見逃した点あるが、ミスを繰り返さないよう、接近している"と説明した。
コ社長は"ギャラクシーS8、s9などフラッグシップスマートフォンは現在、二桁に近接する市場占有率を回復している"、"一度犯したミスを繰り返さないように責任を持って努力する"と強調した。
一方、昨年のサムスン電子のIM部門は売上107兆ウォン、営業利益11兆8000億ウォンを達成した。 スマートフォンはギャラクシーS8とノート8で意味のある革新を続け、1位企業の地位を続けた。
コ社長は"今年のスマートフォン市場は市場成長の減速による会社間の競争が激化し、市場環境はさらに難しくなるものとみられる"と述べながらも、"サムスン電子は絶え間ない革新を続け、競争に対応する方針"と話した。
特にスマートフォンなど主力事業の市場内のリーダーシップを強化していく計画だ。 コ社長は"最近、発売したギャラクシーs9とs9プラスが堅調な販売成果をあげ、プレミアムスマートフォン市場を主導するようにする"とし、"多様なラインアップを活用し、成長市場への対応力も強化している"と強調した。
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