結局、直接出たダブルスター会長...錦湖タイヤ「解決策」を見つけられるか


中国のタイヤメーカーダブルスターの柴永森会長が21日、韓国を訪問する。今回の訪韓目的は、KDB産業銀行をはじめとする債権団と錦湖タイヤ買収のための議論を進める一方、デッドロックに陥った錦湖タイヤ関連の解決策を見つけるためであると思われる。業界では、今回の訪韓を契機に、錦湖タイヤ事態が新たな局面に入るものと予想している。

業界によると、柴永森会長はイ・ドンゴル産業銀行会長をはじめとする関係者と債権団などに会って、具体的な投資計画はもちろん、雇用保障などの内容を議論する。22日午前には、別途の記者会見も開いて、錦湖タイヤの買収意志と今後の投資計画などを直接明らかにする予定である。

引継ぎを推進するうえで、労組の同意が必要なだけに、訪韓期間に労組との対話に集中する方針である。業界でも組合を説得するかどうかが錦湖タイヤ事態の最大の分岐点になると予想している。

柴永森会長は債権団と労働組合の出会いを通じて、錦湖タイヤ労組が懸念される「渡り鳥」の可能性について、積極的に解明するものと見られる。また、労組の確保団体協約継承などを認める一方、今後は国内の工場運営や投資計画などを明らかにする可能性が高い。

先だって柴永森会長は最近のインタビューで、今月12日にキム・ジョンホ錦湖タイヤ会長が労組を訪問して明らかにした雇用の維持、労働組合保障、団体協約の承継等について“初めて聞く言葉だ”と明らかにしている。

債権団は、ダブルスターに売却が錦湖タイヤの唯一の正常化方案と見ているが、今月末までに錦湖タイヤ労組が確約書を締結していない場合は、法定管理に行くしかないという立場である。

それでも労組の反発は大きい状況である。特に、労組側売却条件にスト禁止(無争議)の規定が盛り込まれたことが知られると、より強力に反発しており、難航が予想されている。

(亜洲経済オンライン)


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