ソウル半導体、エバーライト相手LED特許訴訟勝訴

[写真=ソウル半導体提供]


発光ダイオード(LED)専門企業ソウル半導体は、英国特許法院台湾エバーライトエレクトロニック社を相手に提起したLED特許無効訴訟で勝訴したと20日明らかにした。

エバーライトは、特許が無効であるソウル半導体の主張に対する反論を放棄し、この特許が無効であることを認めた書面を裁判所に提出した。

エバーライトが自ら特許無効を認めるに基づいて、英国特許法院は今年2月14日、その特許の無効判決を下し、エバーライトにソウル半導体の約100万ドル(約10億6800万ウォン)の訴訟費用を支払うよう命じた。

無効となったエバーライトの特許(EP(UK)1169735)は、LEDパッケージの放熱構造の特許である。エバーライトは昨年、米国の企業から仕入れ、その後当該特許に関連した米国特許(同一特許ファミリー)を用いて競合LEDパッケージメーカーのブリッジラックス社を相手に米国カリフォルニア州の裁判所に特許侵害訴訟を提起した。

ソウル半導体は、エバーライトが製造したLEDチップとパッケージ製品の販売代理店を相手にも特許侵害訴訟を進めている。

ソウル半導体の関係者は、“今回の特許訴訟勝訴は、権利に瑕疵がある特許を積極的に無効化させて、特許権濫用行為を事前に遮断するという自社の特許政策を示す代表的な事例である”と伝えた。

(亜洲経済オンライン)

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