新韓金融は、7日の実績発表を通じて昨年新韓銀行の当期純利益は前年対比11.8%減った1兆7110億ウォンを記録したと明らかにした。4分期純利益は151億ウォンで前分期対比97.4%減少した。
2017年韓国ウォン貸し出し金は前年末対比5.9%成長し、部門別では家計貸し出し5.6%、企業貸し出しは6.3%(中小企業9.5%)増加した。市場の貸し出し需要増加で第2四半期に再開になった資産成長が4分期まで続き、安定した成長の流れを継続した。
4分期純利子マージンは、基準金利引き上げ影響で前分期対比0.02%ポイント上昇した1.58%を記録した。年間基準でも粘り強いNIM改善が持続し、前年対比0.07%ポイント上昇した。これを通じて、銀行利子利益は前年対比10.8%、前分期対比6.1%成長の勢いを見せた。
貸し出し資産成長と歩調をそろえて流動性核心預金中心に成長を持続した結果、韓国ウォン預り金は前年対比5.0%増加し、流動性核心預金が9.5%増加して調達費用改善に寄与した。
非利子利益部門は、有価証券売却利益減少と1回性有価証券減額などの要因で前年対比23.5%減少した。手数料利益はファンド、信託など全部門で選んだ成長の勢いを現わして前年対比12.0%成長した。
4分期の1回性引当金追加積み立て影響にもかかわらず、年間累積貸し倒れ費用は4603億ウォンで前年対比33.1%減少した。これは造船および海運業構造調整業者に対する巨額引当金転入効果が消滅され、粘り強いリスク管理による経常引当金の下方安定化が持続した結果だと新韓銀行は説明した。
昨年12月末の新韓銀行延滞率は0.23%で前年末対比0.05%ポイント減少するなど、安定的に管理されており、銀行NPL比率も0.55%で過去最低水準を記録した。
(亜洲経済オンライン)
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>