サムスン・LG、世界最大の空調展示会で「技術競争」…現地への攻略強化

[サムスン・LG、世界最大の空調展示会で「技術競争」…現地への攻略強化]



サムスン電子とLG電子が米シカゴで開幕した世界最大の空調展示会「AHRエキスポ2018」に新製品を出品して現地市場の攻略に乗り出した。

23日、関連業界によると、サムスン電子とLG電子は22日(現地時間)から24日まで開かれる今回の展示会で多様な空調ソリューションを披露した。

◆サムスン電子、無風エアコン「フルラインアップ」公開
サムスン電子は今回の展示会で家庭用の壁掛け型や商業用カセット型(天井型室内機)などの無風エアコン「フルラインアップ」を展示した。

特に今回に初披露した「無風4Wayカセット」は既存製品に比べ2倍に達する最大5mまで送風が可能である。

また、動作感知センサー(MDS)を搭載し、人の位置を感知した後、風の方向を自動的に調整して、人がいない場合、無風冷房に変更したり、作動を止めることにした。

これとともに氷点下最低25℃の寒冷地でも100%暖房性能を出すことができる「マックスヒットシリーズ」など酷寒地域に最適化された地域特化型の戦略製品も出した。

◆LG電子、「マルチブイ」などシステムエアコンの展示
LG電子は計556平方メートルの展示面積に制御展示館と製品展示館、部門の展示館などを用意した。

今回初めて単独ブースを設けた制御展示館では商業用ビル管理システム(BMS)の「マルチサイト(MultiSITE)」ソリューションとともに、家の中でシステムエアコンと連結できる各種のモノのインターネット(IoT)機器などを展示した。

また、製品展示館には「マルチブイ(Multi V)」、「マルチエフ(Multi F)」など建物の大きさと特徴、用途によって最適の冷暖房を具現するシステムのエアコンを紹介した。

「マルチブイ」はLG電子が独自に開発した高効率のインバーターコンプレッサーを搭載し、高い性能とエネルギー効率を同時に備えた製品であり、「マルチエフ」は氷点下25℃の温度にも暖房を作動できる寒冷地特化製品だ。
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