サムスン電子、米適合型攻略の強化…流通・小売チャンネルと協業

[サムスン電子、米適合型攻略の強化…流通・小売チャンネルと協業]



サムスン電子が米国現地の流通会社と多彩な協業マーケティングに乗り出した。

家電市場のトレンド変化に素早く対応し、米国消費者たちに慣れた小売チャンネルとの協業を持続的に強化し、北米の家電市場の攻略に取り組むという腹案だ。

14日、関連業界によれば、サムスン電子は最近、米国の大型住宅用品流通チェーンのLowe'sの80あまりの店舗に革新製品だけを集めて展示した「イノベーションウォール(Innovation Wall)」を設置した。

昨年は米国家電専門流通チェーンのBestBuyの300あまりの店舗に「サムスンオープンハウス」を造成したことに続き、現地会社との協業の強化戦略によって行われた。

サムスンオープンハウスには85インチの超高解像度(UHD)タッチスクリーン方式の「センターステージ」が設置され、製品の内外のデザインを実物大きさで見せながら、LCDモニターで製品の主要な機能と使用方法を示す「ショーウインドー」も備えられた。

これと共にサムスン電子は北米で販売1位の洗剤の「Tide」とフレックスウォッシュ洗濯機のTV広告など共同マーケティングを、現地家庭用建築資材の製造および販売会社のHome DepotとSNS(社会関係網のサービス)などオンラインを活用したマーケティングを展開した。

また、サムスン電子の米国法人は最近、インターネットホームページに消費者が仮想で厨房の配置を変更して見られる「仮想厨房デザインツール」を導入し、消費者らに対する体験マーケティングを強化した。

サムスン電子はこうした現地適合型マーケティングの強化を通じて北米生活家電市場での1位の座をより一層強固にするという目標だ。

サムスン電子は6四半期連続で北米家電市場で1位を記録している。 米国の市場調査会社「トラックライン」によるとサムスン電子は昨年3四半期の北米家電市場で19.3%シェアを占めた。 これは2016年2四半期以降、6四半期連続1位の記録だ。

特にフレンチドア冷蔵庫市場では30.8%を占有率で、2位(20.8%)と10%以上の格差を出し、34四半期連続1位に上がったものと調査された。
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