LGディスプレイが急速に拡大されているOLED(有機発光ダイオード)市場だけでなく、従来のLCD(液晶表示装置)市場でも差別化された価値のための革新製品を大量に公開する。
LGディスプレイは9~12日まで米国ラスベガスで開催される世界最大の消費者博覧会「CES(国際電子製品博覧会)2018」展示会期間中、顧客会社を対象に差別化された技術力を披露し、積極的なマーケティングに乗り出すと7日、明らかにした。
LGディスプレイは「ディスプレイ・ユア・ライフスタイル(Display Your Lifestyle)」というスローガンのもとにLGディスプレイだけの革新技術と製品を大量に発表する予定だ。
今回の展示会でLGディスプレイは画質だけでなく、応用範囲とデザイン面においても差別化されたOLED製品を日常の中の多様な姿で展示することで、顧客が直接OLEDの価値を経験できるようにした。
◆ローラーブル(Rollable)、透明ディスプレイなどOLEDならではの差別的価値の提示
LGディスプレイは65インチのUHDローラーブルディスプレイと55インチ透明ディスプレイなどOLEDならではの差別化された価値を実現した製品を公開する。
特に65インチのUHDローラーブルディスプレイは新たな形と経験を提供し、顧客たちにディスプレイの未来を提案する予定だ。 この製品は65インチの超高解像度(UHD、3840x2160)で、くるくると巻くことのできるディスプレイだ。
ディスプレイを見ないときは画面を巻いて隠すことで、空間活用価値を高め、既存のディスプレイでは実現できない新たな価値を提供する。
LGディスプレイは今回披露するローラーブルディスプレイを通じて新たな市場を創出できるOLEDの無窮な可能性を立証した。
だけでなく、LGディスプレイは88インチの8K TVをOLEDで具現して展示し、クリスタルサウンドOLED(Crystal Sound OLED)TVも音響機能を従来の2.1チャンネルサウンドから3.1チャンネルサウンドにアップグレードした。 このほかにも55インチ透明ディスプレイ、77インチのウォール・ペーパーTVなどOLEDの長所を強調した製品を大挙展示し、OLEDに対する確信を顧客に伝える予定だ。
◆差別化された性能でプレミアムLCD市場攻略
LGディスプレイはLCDの従来の性能を大幅に強化する一方、サウンド、タッチなど、新しい機能を融合してプレミアム市場を持続的に先導するという方針だ。
LGディスプレーの代表技術のIPSは広視野角、高透過率、高画質を具現する技術で、LGディスプレイは超大型、超解像度の製品を拡大し、IPS技術も持続的に進化させている。 ナノ(Nano)サイズの高色再現粒子を使用して豊富な色を表現するIPSナノカラー、透過率を高めてパネルに反射する光の強さを減らしてくれたU-IPS技術を製品の特性に合わせて適用している。
今回の展示ではIPSを適用した65インチのアートグラス(Art Glass)TVをはじめ、14インチ、31.5インチモニターなど多様な製品を展示する予定だ。
特に、世界で最も薄かった縁を持ったビデオウォール(Video Wall)製品を公開、商業用市場でも顧客たちの視線をつかむ考えだ。
また、LGディスプレイは画面から音がするクリスタルサウンドの技術をノートパソコン、モニターなどLCD製品にも拡大適用した。 別途のスピーカーではなく、画面から直接音が出るため、現場感はもちろん、より豊かなサウンドを経験することができるのが特徴だ。
LGディスプレイはまずゲーミング(Gaming)製品を中心に適用し、今後の製品群別の特性に合わせたソリューションを提供する予定だ。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>