​サムスン電子、ギャラクシーS9の頭脳「エクシノス9」量産開始...AI演算機能の大幅強化

[​サムスン電子、ギャラクシーS9の頭脳「エクシノス9」量産開始...AI演算機能の大幅強化]



サムスン電子が超高速モデムを搭載して人工知能(AI)演算機能を大幅に強化した次世代の高性能モバイルアプリケーションプロセッサー(AP)の量産を開始した。

サムスン電子は2世代10ナノFinFET(3次元構造)工程を基盤に独自開発した3世代CPU(中央処理装置)コアと業界最高水準のLTEモデムを搭載したモバイルAP「エクシノス9」を量産すると4日、明らかにした。

モバイルAPはスマートフォンやタブレットPCなどに使われる半導体チップセットで、CPUとグラフィック処理装置(GPU)、モデム、ビデオ処理装置(VPU)などが一つに含まれたモバイル機器の「頭脳」に該当する。

エクシノス9は最大2.9㎓で動作可能な高性能ビッグコア4つと電力効率を高めたリトルコア4つが結合された構造で、CPU処理速度を大幅に改善した。

特に神経網を基盤としたディープラーニングの機能を適用し、モバイル機器に保存された写真などのイメージを自ら認識して分類することができ、ユーザーたちがこれを易しくて多様に活用できるようにした。

また、3Dスキャンを通じた正確な顔面認識が可能で、別途の保安専用処理装置を通じ、顔面、虹彩、指紋情報も管理することができる。

サムスン電子の独自技術(Cat.18 6CA)を基盤にしたモデムが搭載され、1秒当たり1.2ギガビットのダウンロード速度と1秒当たり200メガビットのアップロードの速度を実現する。 1.5ギガバイトの容量のHD級の画質映画1本を10秒でダウンロードできる水準だ。

さらに、多重アンテナ技術とワイファイ、ブルートゥースなど非免許帯域周波数の活用技術などを適用し、いつでもどこでもリアルタイムで高解像度のインターネット放送や360度ビデオストリーミングなど大容量データ通信が可能だ。

このほか、低照度イメージの撮影と超高画質(UHD)の映像録画などマルチメディア機能が強化され、リアルタイムアウトフォーカス、夜間撮影を行うことが可能にした。

業界ではサムスン電子が今年初めに発売する新製品のスマートフォンのギャラクシーS9シリーズに「エクシノス9(9810)」が適用されるものと予想している。 ギャラクシーS8にはエクシノス8895が採択された。
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