21日午後3時53分ごろ、忠清北道提川のスポーツセンターで発生した大型火災で29人の死亡者が暫定集計された。
消防当局は22日午前6時現在、2階の女性サウナで20人の死亡者が発見されたと明らかにした。現在まで確認された死亡者は女子23人、男6人などだ。
ピロティ構造である事故が起きたスポーツセンター1階には車両15台が駐車されており、ここから女性サウナに入る入り口がある。この出入り口を通じて車が燃えて発生した煙と有毒ガスの流入通路になったものと消防当局は推測した。また、1階には大型LPガス容器もあり、被害が大きくなったものと推定される。
消防当局は死亡者が多数発見された6~8階は、内部に可燃性物質が多く、煙と有毒ガスが多量に発生して被害を拡大させたものと分析した。
現在、事故現場には国科捜(国立科学捜査研究院)と警察など関連機関との合同鑑識が行われている。
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