韓国銀行、基準金利引上げ決定


韓国銀行は30日金融通貨委員会を開き、基準金利を年1.25%から1.5%に25bp引き上げることを決めた。

保険業系では、今回の基準金利引き上げが保険会社の収益性に肯定的な影響を及ぼすものと展望した。まず、保険会社の資産運用収益率が改善され、投資利益が増えることができるためである。保険会社は、基準金利に影響を受ける安全資産に投資する傾向が強い。そのため、他の金融業界より金利引き上げの影響が大きいこともあるという分析が出てくる。

また、直ちに変額保険保証準備金負担を減らすことが出来ることになる。変額保険は現在の収益率が販売時点の予定利率より低くても保険会社にしても(死亡など)が発生すれば、予定利率が適用された保険金を顧客に支給しなければならない。このため、保険会社は変額保険を販売した時点の予定利率より現在の投資収益率が下落する場合、その差額を毎年保証準備金として積み立ててきた。

ここ数年間、低金利が深刻化されて保証準備金規模が無視できない程増えた。保険業界の関係者は“金利引き上げで、生命・損保全ての収益性が改善されるものと見られる”として“あえて問い詰めれば、変額保険販売規模が多い生保会社がもう少し収益性改善効果が大きいと考えられる”と話した。

保険会社は、顧客から受けた保険料を債権や株式に投資して、満期まで保有する証券(満期保有証券)と途中で売却する証券を区分する。満期保有証券は、取得原価を基準として価値を評価して変動性が少ないが、 途中で売却する証券は分期別で市場価値を問い詰めて評価利益や損失が資本に直ちに反映される。

(亜洲経済オンライン)


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