農心(ノンシム)は電子レンジ用の即席麺を発売すると27日明らかにした。
農心が発売する初の電子レンジ用即席ラーメンは、従来の辛ラーメンブラックカップの容器をアップグレードした「辛ラーメンブラックサバル」だ。
電子レンジで調理しても容器が溶けない特殊紙材質を使用して安全性に懸念がなく、電子レンジで調理する場合、マイクロ波振動が麺に均等に浸透して食感をさらによくし、汁も鍋で作るインスタントラーメンのようにコクがあって風味がよいと農心は説明した。
農心が1982年「ユッケジャンサバルミョン」を発売し、国内の即席麺市場が本格的に拡大された。1982年当時、25億ウォン規模の即席麺市場は現在7千700億ウォン規模となり、35年間300倍以上成長した。
ニールセンコリアによると、昨年2兆1千500余億ウォン規模の国内ラーメン市場での即席麺の売上が占める割合は34%で、その数値は着実に増加している。このような傾向は1人世帯が増え、コンビニの利用が一般化し、即席麺市場が成長しているものと分析される。
農心は辛ラーメンブラックサバルを皮切りに、味と簡便性を全て備えた電子レンジ容器のカップ麺時代を開き、今後、電子レンジ容器麺の新製品の発売を拡大していくと計画だ。
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