辛東彬、インドへの攻略に拍車…ロッテ製菓、アイスクリーム業者の買収

[辛東彬、インドへの攻略に拍車…ロッテ製菓、アイスクリーム業者の買収]



ロッテ製菓が人口数12億8000人に達するインド市場でアイスクリーム事業を行う。

ロッテ製菓は23日に理事会を開いてインド西北部地域のアイスクリーム会社である「HAVMOR」を買収することに決定した。 引受方式はHAVMORの株式100%を買い入れる方式で、買収金額は約1650億ウォンだ。

HAVMORはインド西北部地域の中心都市であるグジャラート州で市場シェア2位のアイスクリーム製造・販売会社だ。 資産規模450億ウォン、職員数は960人規模だ。 計150種あまりの製品を3万店舗で販売しており、アイスクリーム専門売場は112つ保有している。

従来のアメダバードを拠点に確実なブランド認知度を持っているHAVMORは今年からデリーを中心に営業を拡大している。 今年の売上1000億ウォンが目標だ。 ロッテ製菓はインドのアイスクリーム市場が年平均15%以上成長中のため、インドの冷蔵・冷凍インフラ施設の改善と所得水準が高まれば、HAVMORが市場先導的な役割を果たすものとみている。

ロッテ製菓は2004年、国内食品企業のうち、一番先にインドに進出した。 チェンナイとデリーにチョコパイ工場を設立し、インドでのチョコパイ市場占有率90%に達する。 昨年、約700億ウォンの売り上げを上げた。

ロッテ製菓はHAVMORの事業力と既存のチョコパイの販売ルートを連携したシナジーを期待している。 西北部に止まっていたHAVMORの市場支配力をインド全域に拡大するという計画だ。

また、HAVMORを通じて従来のチョコパイとキャンディー、ガムなどの事業だけでなく、海外氷菓事業を拡大し、グローバル食品会社としての地位を向上するという目標だ。

ロッテグループは最近、インド市場の攻略に積極的に乗り出している。 インドの高い経済成長率と若い人口構造に注目した辛東彬(シン・ドンビン)会長の強い意志を反映した結果だ。 現地食品市場にロッテの競争力をさらに強化していく一方、流通・観光サービスなど多様な産業部門で進出計画も模索している。

辛会長は2015年から今まで3回にわたってモディインド首相に会って、現地投資の強化案を論議するなど両国の友好的経済関係の構築に先頭に立っている。 2015年8月にニューデリーでモディ首相に会って、"ロッテが強みを持っている多様な分野に進出するように協力してほしい"と要請したりもした。
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