建物の効率的なエネルギー使用を手伝ってくれた人工知能(AI)基盤のサービスが発売された。
KTは建物のエネルギー使用パターンを分析して費用を削減してくれる月定額有料サービス「ギガエネルギーマネジャー(GiGA energy manager)」ライトとプレミアムバージョンを発売したと23日、明らかにした。
ギガエネルギーマネジャーは京畿道・果川に位置した世界初のエネルギー統合管制センター「KT-MEG」のAI分析エンジン「e-Brain」及びエネルギー専門人材を通じて提供される。 「ギガエネルギーマネージャーライト」は建物のエネルギー消費の最適ガイド及びピーク管理サービスを提供し、「ギガエネルギーマネージャープレミアム」は遠隔制御・管制とともにKTが直接設備の最適運転まで進行する。
先立って、KTは昨年10月、建物の電力データをリアルタイムモニタリング、分析して消費量の現状確認や料金管理が可能な無料サービス「ギガエネルギーマネージャーフリー」を披露した。 KTはこの1年間加入した約1万余りフリーバージョンの加入者のエネルギー消費のデータを分析した。 その中、大邱(テグ)地域の15つのマンション団地に月額料金5~7万ウォン程度の「ギガエネルギーライト」商品をテスト適用してみた結果、年平均430万ウォンの費用削減効果が得られることが分かった。
また、ソウルのある大型ホテルの場合、月128万ウォンの「ギガエネルギープレミアム」をテスト適用している。 このホテルは老朽化されたエネルギー設備を交代した後、季節・曜日や時間帯別の外部の温度変化やエネルギー消費が集中する時間を比較、分析して最適の運用環境を見つけることによって、年間約1億ウォンのコスト削減が可能なものと予想している。
特に設備の交換が必要なエネルギー効率化事業の場合、構築の後、継続的な運営支援が受けづらいという短所があった。 「ギガエネルギーマネージャー」は24時間モニタリングを通じて最適の運用条件はもちろん、装備以上の有無まで確認が可能で、障害状況の発生の時、近隣地域に勤務するエネルギー専門職員が出動して早い時間内に対処が可能である。 また、顧客らはスマートフォンやPCを通じていつでもどこでもエネルギー管理の現状を確認することができる。
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