韓銀、基準金利は年1.25%維持・・・史上最長凍結記録

[写真=亜洲経済 ナムグン・ジヌン記者 timeid@ajunews.com]


韓国銀行の基準金利が史上最低水準の現在の年1.25%に凍結された。史上最長期間の16ヵ月間連続の最低金利だ。

韓国銀行は19日午前、イ・ジュヨル総裁の主催で金融通貨委員会を開き、基準金利を年1.25%に凍結した。韓銀の基準金利は昨年6月0.25%ポイント引き下げた後、今月まで開かれた13回の金通委でずっと同じ水準にとどまった。

半導体の輸出主導で経済成長の勢いは拡大されたが、地政学的な北朝鮮リスクと中国のサード(高高度ミサイル防衛システム・THAAD)報復による成長経路の不確実性によるものとみられる。また、外国人買いで株価は史上最高値を更新し、ウォン/ドル為替相場も安定されたが、外国為替平衡基金債券のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムはまだ高い水準だ。

特に家計負債対策の効果を見守った後、通貨政策に変化を与えることが合理的な判断であるという点と、金利引き上げの前提条件である「明確な成長傾向」がまだ現れなかったことによる結果とみられる。

だが、国際通貨基金(IMF)が今年と来年の世界経済成長率を上方修正するなど、先進諸国の景気回復が拡大される中、韓銀が年内の金利引上げを断行する可能性が全くないわけではない。12月、米国の金利引き上げが行われれば、現在のような水準である韓米間の政策金利が10年ぶりに逆転されるからだ。
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