遊客に集中していた中国系の済州観光ホテル、競売判決

[写真=聯合ニュース(中国人観光客がいなくなって閑散とした済州航空の国際線到着ロビー)]


中国系の最大旅行会社の関係者が所有した済州観光ホテルが競売にかけられた。

11日、裁判所競売情報によると、済州市蓮洞にあるクムリュン観光ホテルの敷地2筆地(744.8m²)と建物(地下2~地上10階)に対して来月13日、競売が行われる。

この件は今年1月9日に受け付けられたが、9月25日に落札できず最低売却価格は99億ウォンから69億ウォンに落ちた。

クムリュン観光ホテルは2012年3月、旧グッドモーニングホテルを中国系旅行会社の関係者が買収し、名前を変えて運営してきたホテルで、済州島を訪問する中国人観光客(遊客)が年間300万人を迫るときは好況を享受した。

しかし、今年3月からはサード(高高度ミサイル防衛システム・THADD)配置を巡る対立で、中国政府が韓国団体観光を禁止し、大きな打撃を受けた。

一方、昨年9月、ホテル所有会社は不動産売買契約の過程で残金の支給を遅延したことが認められ、遅延損害金11億ウォンを返還しなければならないという裁判所の判決を受けた。
 
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