10日、証券情報会社であるエフアンドガイドによると、総合株価の主要な上場法人が第3四半期に収めた純利益予想は36兆4607億ウォンで、1年前より51.7%増えた。アーニングサプライズを記録した前四半期に比べても2%以上増加した。
また、不況型黒字という酷評をもたらした売上不振も解消されている。第3四半期の売上高が1年ぶりに11%近く増えたと推定された。
業種別では、ITとエネルギー、素材が業績改善につながった。新韓金融投資は、IT業種を対象に集計した第3四半期予想の純利益は1年前より約180%増加した。コスピ平均値より130%ポイント近く高い数値である。
グァク・ヒョンス新韓金融投資研究員は“純利益増加分のほとんどがIT業界で出てくる見通し”とし“と述べた。また”ヘルスケア(純利益の増加率64%)と通信サービス(49%)が良好な実績を示すものだ“と付け加えた。
時価総額ビッグ2のサムスン電子とSKハイニックスは並んで3桁の成長率を示す見通しだ。サムスン電子が第3四半期に収めた純利益予想は10兆8942億ウォンで、前年同期比140%多かった。SKハイニックスは、1年ぶりに純利益を5倍以上に増やした。予期が前年同期に比べて402%増の3兆19億ウォンに達する。
ソ・ジョンフンサムスン証券研究員は“少し前までは、朝米対立と長い秋夕連休、韓米貿易摩擦をはじめとする不安要素が市場を押さえ付けた”とし“しかし、これからは第3四半期業績期待が株式市場に反映されるだろう”と述べた。
この日のコスピは前取引日より1.64%(39.34ポイント)上昇した2433.81を記録した。指数が2430線を超えたのは2カ月ぶりである。外国人が一日だけで8192億ウォン分の株式を買い入れた。
デ・ジャンジュサムスン電子とSKハイニックス株価も上昇した。サムスン電子は3%近く上昇した264万ウォンに場を終えた。SKハイニックスは7%増の8万8700ウォンで終値基準歴代最高値を記録した。取引中には、初めて9万ウォンを超えた。
(亜洲経済オンライン)
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