5日、鉄鋼業界によると、クォン・オジュンポスコ会長は今月17日、世界鉄鋼協会(WSA)の年次総会で「技術とエネルギー効率」セッションの座長を務める。国内企業の最高経営責任者(CEO)がWSAのセッションを務めるのは異例である。
関連業界では、ポスコが取っているエネルギーと環境戦略が公認された結果であるという分析だ。実際にポスコは、すべての環境規制を遵守し、すべての工程で排出ガスなどを最小限に抑えるために努力を尽くしている。
特に昨年は環境に配慮し、鉄鋼製品20種を開発した。ポスコは、エネルギー産業が再生可能エネルギーに転換している中でも、大きな比重を占めている。
ポスコが作る「PosMAC」は、耐食性に優れた合金鋼鋼板で、太陽電池パネルを構成するために使われる。太陽光発電は約30年持続するので、腐食や天候の影響を受けないことが肝要である。
「PosMAC」は、太陽エネルギーを設置するコストを大幅に下げ、普及にも力を入れている。このため、クォンポスコ会長が「技術とエネルギー効率」の座長として推薦されたという解釈が出ている。
業界の関係者は、“PosMACは、風力や水力発電、地熱エネルギーなどでも広く使われることができる素材である”とし“ポスコが鉄鋼メーカーの中でも、持続可能なエネルギーを発展させるために役立っており、異例で招待されたものと見られる”と述べた。
(亜洲経済オンライン)
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