クリーンエネルギーに対する関心の増加で国内のバッテリーメーカーらが生き残りをかけ、研究開発(R&D)への投資費用も増加したことが分かった。
26日、金融監督院の電子公示を見ると今年四半期基準で国内のバッテリーメーカー3社のR&D投資費用は計7916億ウォンとなった。 これは前年同期(6769億ウォン)比16.93%が増加した数値だ。
個別企業別ではLG化学が半期の間、4276億ウォンを使って、最も多い金額を投資した。 続いてサムスンSDIとSKイノベーションがそれぞれ2758億、882億ウォン投資して後を継いだ。
増加率では違いを見せた。 LG化学とSKイノベーションのR&D費用の増加率はそれぞれ昨年同期比31.14%(1015億ウォン)、35.93%(233億ウォン)だった。 一方、サムスンSDIは–3.58%(102億ウォン)で後退した。
これについて三星SDIの関係者は"R&D投資を増やしており、下半期に投資することも残っている"、"投資時期差で一部減少したと見られ得るが、今年1年全体から見れば、前年比増えるだろう"と話した。
株価上昇率で計算してみると、違う様相だ。 年明け以降、25日までサムスンSDIの株価上昇率は98.16%に達した。 LG化学の株価も同じ期間45.4%上昇しており、SKイノベーションは29.35%上昇した。
サムスンSDIは電気自動車向け電池事業部門の成長期待感に19日には22万4500ウォンを記録し、52週の新高値を更新したりもした。
証券業界は電気自動車向けバッテリー市場規模の拡大はさらに早まるものと見込み、これらのバッテリー3社の実績も改善されるものと予想した。
チョヒョンリョル三星(サムスン)証券研究員は"各国の電気自動車拡大政策によって、グローバル自動車製造会社も電気自動車のプラットフォームを相次いで出している"、"長期的に2次電池産業の成長は続く見通しだ"と話した。
このような対外環境に最も大きな恩恵が予想されるところはサムスンSDIだ。 コ・チョンウNH投資証券研究員は"最近、中国、インドなどのような巨大新興諸国も先進国水準の強度高い新再生エネルギー政策を展開している"、"電気バスと電気トラック市場の拡大が楽観的なであるだけに、2次電池の需要拡大による最も大きな恩恵が期待される"と話した。
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