バッテリー「ビッグ2」LG化学・サムスンSDI、国内最大の展示会で技術力自慢する

[バッテリー「ビッグ2」LG化学・サムスンSDI、国内最大の展示会で技術力自慢する]



国内バッテリー業界「ビッグ2」のLG化学とサムスンSDIが世界3代二次電池展示会「インターバッテリー(InterBattery)2017」で、自社のバッテリー技術力を誇る。

25日、業界によるとLG化学とサムスンSDIは27日から3日間、ソウル三成洞のコエックスで開かれる同展示会に参加して次世代バッテリー技術を披露する予定だ。

インターバッテリーは「バッテリージャパン(Battery Japan)」、「CIBF(China International Battery Fair)」とともに世界3代の二次電池の展示会であり、国内最大規模の行事として挙げられる。 今年の展示会にはLG化学とサムスンSDIをはじめ、150あまりの国内外のバッテリー企業が参加して2万人余りのバイヤーたちを対象にバッテリー技術を披露する。

特に電気車バッテリーをはじめ、小型、エネルギー貯蔵装置(ESS)などバッテリー市場で熾烈な競争を繰り広げているLG化学とサムスンSDIは今年の展示会でそれぞれ最大規模のブースを作り、他社と差別化された技術力を披露するという戦略だ。

LG化学の場合、展示ブースを「エネルギーシティ(Energy City)」に偽って電気車、ESSをはじめ、IT用バッテリーの青写真を提示する予定だ。 LG化学は昨年、インターバッテリー展示会でも「自立型のエネルギー都市」をコンセプトに、エネルギーの生産と貯蔵、消費までLG化学の技術ですべて可能だという点を浮上させたことがある。

これとは別に韓国電池産業協会長を務めているイ・ウンボムLG化学社長はインターバッテリーと同時に開催される「バッテリーコンファレンス(BATTERY CONFERENCE)2017」に出席して「4次産業エネルギー革命とバッテリーの挑戦」をテーマに基調演説に乗り出す予定だ。

サムスンSDIは昨年に続き、今回の展示会でもバッテリー技術関連の体験空間を用意し、観覧客たちがサムスンSDIのバッテリーが搭載された機器を直接体験できるようにする予定だ。

また、液体またはジェル状態の電解質を使用する従来のリチウムイオンバッテリーとは違って、固体を電解質として使用したバッテリーなども披露する予定だ。 従来のリチウムイオンバッテリーの場合、衝撃の際、電解質が漏れて発火、または爆発する可能性があるが、新しいバッテリーは電解質を固体で作るため、このような事故を防止することができる。

今回の展示会で両社が新しく披露するバッテリー技術も関心事だ。 LG化学の場合、昨年の展示会で米航空宇宙局(NASA)に供給する宇宙服用バッテリーを展示する一方、軽いが、高出力を誇るドロン用のバッテリーを展示したことがある。

サムスンSDIは六角形、ドーナツ型など自由な形で製作可能なプリフォーム(Freeform)バッテリー新製品や時計に適用できるフレキシブル(flexible)バッテリーを展示したことがある。
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