証券業界は、OCIに第4四半期にも実績改善傾向を示すものだとし、「買収」の意見を出している。
21日、教保証券はOCIが、今年第4四半期にもポリシリコンの価格高で業績好調を示すものと分析した。また、投資の意見「買収」と目標株価14万ウォンを提示した。
ソン・ヨウンジュ教保証券研究員は“先週、ポリシリコンの価格が㎏当たり16.71ドルで、今年最高値を記録した”とし“中国とアメリカの需要が大きくなった状況で、中国のポリシリコンメーカーの環境監察で価格が上昇したものと見られる”と述べた。
続いて“中国が年末OCIの反ダンピング関税率を引き上げることができないという懸念がある”とし“しかし、中国としては良いポリシリコン輸入代替がないという点などを考慮すると、関税の可能性は小さい”と付け加えた。
アメリカのセーフガード措置の後、売上高の可能性がある。しかし、OCIのアメリカ売上高の割合は高くなく、中国とインドの新興市場が拡大しており、その影響は限定的という。また“OCIは財務構造の改善、DCRE株式価値の上昇など、他の株価上昇の要因も多い”と話した。
パク・ヨンジュ未来アセット大宇研究員も“OCIが最近買収したマレーシアのポリシリコン生産設備の稼働率が予想よりも早く高くなり、全体のコストが低くなっている”とし“OCIの今年の第3四半期の営業利益は458億ウォンで、市場予想320億ウォンを大きく上回る見通しである” と明らかにした。
パク研究員もOCIの目標株価に14万ウォンを提示した。OCIは14日5.42%急騰し、4営業日連続で強気を見せた。
(亜洲経済オンライン)
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