アメリカ保有資産縮小決定

米国連邦準備制度が、連邦公開市場委員会(FOMC)会議直後に資産縮小計画を発表して年内の追加金利引き上げの可能性を示唆した21日午前ソウル、中区乙支路KEB外換銀行本店ディーリングルームで職員が取り引き業務を始めている[写真=聯合ニュース提供]



米国連邦準備制度(Fed)が、保有資産縮小計画と一緒に年内追加金利引き上げを示唆して、ウォン・ドル為替レートが強勢に背を向けた。

21日、ソウル外国為替市場でウォン・ドル為替レートは前取引日より4.7ウォン上がった1133.0ウォンで取り引きを始めた。

米国連邦準備制度(Fed)は20日(現地時間)、連邦公開市場委員会(FOMC)会議を終えた後に、来月100億ドル規模を始まりに今後次々と保有資産を縮小していく計画を明らかにした。

1.00~1.25%である基準金利は凍結した。米国連邦準備制度(Fed)委員の金利展望もやはり今年3回と来年3回の金利引き上げ展望が維持された。

これは市場で予想した結果であるだけに、上昇幅が大きくない姿である。イ・ジュヨル韓国銀行総裁もこの日、FOMC会議結果に対して“概して金融市場で予想した水準である”と評価した。

貿易保険公社は“FOMC会議結果によるグローバルドル強勢で、1130ウォン台初中盤まで上昇する”とし“長い連休を控えた輸出業者の物流が、上昇幅を制限するだろう”と展望した。

(亜洲経済オンライン)


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