簡単かつ迅速なモバイルローン


20日、金融業界によると、カカオバンクの「非常金ローン」は、カカオバンク全体の融資件数の53%を占め、発足1カ月で約1000億ウォンの実績を記録した。1人当たりの平均融資額が100万ウォン台で少ないという点を勘案すると、高い水準である。

この商品は、信用格付け、1~8の評価であれば、会社員や自営業者はもちろん、主婦も最大限度300万ウォンまで融資が可能である。

市中銀行でも、モバイルエクスプレス小口融資発売に積極的に乗り出している。これらの商品は、最低50万ウォン~最高500万ウォンの金額で、最低3~4%程度の金利で利用することができる。ローン商品にも別途所得証明の手続きがなく、ローンの申込から実行までの3分ほどで終わる。

モバイルを通じた簡単かつ迅速ローンは、非対面金融取引時代に逆らえない。銀行は、書類の提出や対面審査なしに個人信用格付けを評価して貸出金利と限度を定めることができ、インターネット専門銀行発足後、金利・サービスの競争は消費者の立場から歓迎すべきことである。

しかし、銀行券の融資競争とアクセシビリティが高まったローン商品は、明らかにリスクを持っている。簡単かつ迅速な融資は、家計融資の急増につながって融資の健全性が懸念されるだろう。早期に金利が上がる確率が高く、ローンの返済時に不良が増える場合には「第2のクレジットカード事態」が発生する可能性もある。

金融業界の関係者は“少額の金額を融資を受けるために、高金利カードローンやローン会社に行ったユーザーが第1金融圏を利用できるのは歓迎すべきことである”とし“当局の家計負債の危険性を強調している状況で、市中銀行が小額融資を勧めるように商品を発売する姿は明白な問題だ”と述べた。

(亜洲経済オンライン)


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