​サムスン電子、新事業投資[再稼働」


サムスン電子は14日、3億ドル(約3400億ウォン)規模の「オートモティーブ革新ファンド(Samsung Automotive Innovation Fund)」を造成し、事業を強化すると発表した。

オートモティーブ革新ファンドは、スマートセンサー、マシンビジョン、人工知能、コネクティビティ・ソリューション、セキュリティなどの自律走行とコネクテッド・カー分野の技術を確保するために運営される予定である。

サムスン電子は、このファンド初の戦略的な投資先として自律走行のプラットフォームと最先端の運転支援システム(ADAS)のグローバルリーダーである「TTTech」を選択した。今後は、7500万ユーロ(約1000億ウォン)を投入する予定である。

「TTTech」は、1998年にオーストリアのウィーンで設立された自動走行関連技術の開発会社である。ボーイング社は、アメリカ航空宇宙局(NASA)などの航空・宇宙分野の自動走行技術協力を行い、競争力を認められている。自動車分野でもアウディやボルボなどの完成車・部品企業と協力している。サムスン電子は今回の投資を通じて、協力を強化し、自律走行プラットフォームの完成度を飛躍的に高めることができると分析される。

サムスン電子はこの日、ファンドとは別に今年3月に買収したアメリカのハーマンのコネクテッド・カー部門に自律走行とADASを担当する「SBU(Strategic Business Unit、戦略事業ユニット)」の組織を新設したと発表した。

SBUは今後、サムスン電子の戦略イノベーションセンター(SSIC)と協力して、より安全でスマートなコネクテッドカーのための重要な技術の開発に焦点を当てる見通しだ。これにより、今後、サムスンの戦略イノベーションセンターとオートモティーブ革新ファンドの投資を受けた企業は、ハーマン内のSBU間のコラボレーションシステムが稼動すると観測される。

一部では、今回の決定が技術革新を再加速するというサムスン電子の意志ではないかとの見方も慎重に出ている。サムスン電子の関係者は“自律走行技術分野のスタート業、ベンチャー企業等に対する技術協力と投資をするために、今回のファンドを造成するようになった”とし“今後、投資企業と自律走行、コネクテッド・カーの技術と関連してオープンイノベーションやコラボレーションなどに出るだろう”と話した。

(亜洲経済オンライン)

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