金融疎外階層のためにマイクロ保険導入推進

[写真=金融監督院]


金融監督院の関係者は12日、“日常生活の安定を図るため、一般の保険よりも保険料負担は小さく、保証範囲は同じ低所得層対象のマイクロ保険をすぐに導入する”と明らかにした。

マイクロ保険(カスタム保険)は、低所得層や貧困層が病気、死亡、葬儀など各種のリスクに対処できる商品である。1年未満の短期保険であり、一般的な保険とは異なる独立した審査なしの加入を可能にする。

保険料も危険に応じて保険料率を算定せずに少額を保険料として策定し不定期納入を原則とする。保険金を支給するときにも、迅速かつ容易に行われるように手続きが簡素化されており、保険金の規模も小さいか限定的な現物とサービスレベルである。

マイクロ保険は、一般的に認められている保険慣行に基づいて運営され、納入保険料で資金を調達する方法で保険の機能をする。

現在、国内には、マイクロ保険がない。2008年から民営保険会社のマイクロ保険導入の議論が行われたが遅々として進まない状態である。保険会社の立場では、加入者の引数審査が難しく損失の可能性が大きいからである。

代わりに、庶民金融振興院で庶民金融支援事業の一つ地方自治体と共同で低所得層を対象に、保険契約の締結を支援している。振興院が保険会社と受益者のための保険契約を締結する際に保険料の全額を負担する。2008年から昨年11月まで計440億ウォン(15万7500件)がサポートされた。

金融監督院関係者は“韓国の民営保険業界の浸透率は、世界6位である”とし“保険が日常生活に多く掘り下げたので、マイクロ性格の保険を保険会社から販売しない政策の商品に導入されるだろう”と述べた。

金融当局の関係者は、“現在、金融疎外階層のためのサポートがローンや政策の資金などに焦点が合わせられている”とし“保険の性格を持つマイクロ保険を通じて、将来のリスクに備えて経済的安定を図ることができるだろう”と予想した。

(亜洲経済オンライン)


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