「自動車の代替部品産業」活性化で修理費や保険料の節減期待

[写真=ルノーサムスン自動車]


国土交通部は7日午後、ソウル瑞草洞韓国自動車産業協会で自動車業界を代表する韓国自動車産業協会、部品メーカーを代弁する韓国自動車部品協会と「自動車の代替部品の活性化に向けた業務協約(MOU)」を結んだ。

今回の業務協約は、国内外の自動車の代替部品産業の現状と制度などに対する共同調査および研究結果と、自動車部品に設定されたデザイン権保護などと関連した当事者たちの協議を骨子としている。

国土交通部は消費者の車両の修理費や保険料の負担を減らして、自動車部品産業の発展を図るため、2015年1月「代替部品認証制度」を導入するなど、代替部品産業の活性化に向けて努力してきた。

代替部品の認証制度は消費者が安心して使用できるように認証機関が代替部品を審査し、性能や品質が注文者商標付着生産(OEM)部品と差がないことを保証する制度だ。

しかし、自動車修理現場で需要が多いバンパーとフェンダーなど、外装部品に設定された完成車業界のデザイン権(保護期間20年)によって国内の代替部品産業は活性化できなかった。

国土交通部はこのような問題を解決するため、2016年初めから完成車や部品業界と10回余りの討論と仲裁を行い、代替部品の活性化に向けた今回の合意を引き出した。

今回の合意で自動車の代替部品産業が活性化したら修理費と保険料が減り、消費者の経済的負担が減るだけではなく、部品メーカーは独自的な自己ブランドを構築する機会を得るようになると期待される。
 
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