イ・ジェヨン副会長の実刑判決後、サムスン電子2日連続の下落傾向

[写真=聯合ニュース]


サムスン電子がイ・ジェヨンサムスン電子副会長の実刑判決後、二日連続下落し続けている。

この日午後3時現在、有価証券市場でサムスン電子は前取引日より2.17%下落した230万ウォンで取引されている。

サムスン物産は3.75%下がっており、サムスン生命(-3.29%)とサムスン火災(-3.08%)も3%台の下落率を示した。 また、サムスンSDI(-1.57%)、第一企画(-1.53%)、エスワン(-0.44%)、サムスンバイオロジックス(-0.18%)、ホテル新羅(-1.39%)も下落した。

ただ、サムスン重工業(2.26%)とサムスンカード(0.39%)、サムスン電気(0.31%)などは上昇した。

サムスングループ株の下落はイ・ジェヨン副会長の不在による経営に支障の恐れによるものとみられる。

実際に国際信用評価会社はイ・ジェヨン副会長の有罪判決がサムスン電子の格付けに及ぼす影響はないだろうが、長期的には企業競争力低下につながる可能性があると評価した。

フィッチ(Fitch)は"イ副会長の有罪判決がサムスン電子の日常の営業を阻害したり、信用度に否定的な影響は与えないだろう"としながらも、"技術が急変する産業で世界最高の地位を維持するために必要な戦略的決定や主要投資計画を遅らせ、長期的に事業リスクを育てることができる"と分析した。

スタンダード&プアーズ(S&P)も"法廷攻防が長くなって長期間のリーダーシップの不在が続くと、サムスン電子の評判やブランドイメージに否定的な影響を及ぼしかねず、買収合併など重要な戦略的意思決定が遅延しかねない"と指摘した。

しかし、サムスングループ株の下落は一時的な現象で、「オーナーリスク」が企業のファンダメンタルには根本的な影響を及ぼさないだろうと証券市場の専門家らはみている。
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