ギャラクシーノート8の公開行事終えたサムスン...来年1四半期の発売予定のギャラクシーS9の準備に拍車


下半期の主力スマートフォンモデルである「ギャラクシーノート8」の公開行事を成功裏に終えたサムスン電子が来年1四半期の発売予定の「ギャラクシーS9」の準備に拍車をかけている。

24日、電子業界によると朴ギョングン無線事業部専務などサムスン電子の役員らがサムスン電子の次期戦略スマートフォンのギャラクシーS9に搭載する部品や発売日程などを調整するため、米サンディエゴに出張したことが分かった。

サンディエゴにはサムスン電子にモバイルAP(アプリケーションプロセッサー)などスマートフォンの中核部品を供給しているクォルコムの本社が位置している。

朴専務一行は25日(現地時間)、クアルコムの総括副社長などと地元でトップマネージメントミーティング(TMM)を持って、ギャラクシーS9の部品供給日程などを協議するものとみられる。 朴専務は無線事業部で半導体部品の購買を担当している。

業界によると、新規製品の発売6ヵ月前にメーカーと部品供給会社が一般的にトップマネージメントをし、本格的に量産を準備する。 ギャラクシーS9が来年2月に公開される可能性が高いという意味だ。

実際にコ・ドンジン サムスン電子・無線事業部長(社長)は24日、米ニューヨークのパークアベニューアモリでギャラクシーノート8を公開した後、ピエールホテルで韓国取材陣と会った席でギャラクシーS9の公開日程について言及した。

コ社長は同日、ギャラクシーS9を来年2月、スペインで行われる「2018 MWC(モバイルワールドコングレス)」で公開されるかという記者の質問に"あえて(公開日を)先送りする理由がない"と答えた。

ギャラクシーS9に入るクアルコムのモバイルAPの最新作である「スナップドラゴン845」は10ナノ(1㎚は10億分の1m)FinFET工程で作られるため、日程を遅らせる理由がないという意味だ。 「ギャラクシーSシリーズ」公開日程が2年ぶりに本来の時期に戻ることでもある。

先立って、サムスン電子は今年「ギャラクシーS8シリーズ(S8、S8+)」の発表を異例的に3月末にしたことがある。 一部では「ギャラクシーノート7のバッテリー事態」によって見送られたものと推測していたが、これは事実とは違うという。 これにサムスン電子は従来の14ナノ工程で生産されたモバイルAPを10ナノ工程で作った製品に変える過程で、日程がやむを得ず遅らせたと明らかにしたこともある。 ギャラクシーS8シリーズに適用したクアルコムのモバイルAP「スナップドラゴン835」は世界で初めてサムスン電子の10ナノ工程を活用して生産された。

今回のサムスン電子とクアルコムのトップマネージメントの中で論議事項の一つもスナップドラゴン845の量産時期や性能などになるという。 業界によると、この製品は10月頃に完成されると観測される。 性能の場合、既存の製品(スナップドラゴン835)より25~35%程度向上され、1.2Gbpsダウンロード速度を提供するX20モデムなどが搭載されるものと推定される。
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