現代商船は先月以来、アシア発の米州路線の予想船積み率が100%を越していて、8∼10月船腹(貨物積載空間)不足が深刻化する見通しだと3日、明らかにした。
これを解決するため、現代商船は荷主たちと協力して追加船舶の配置を検討することにした。
現代商船によると、米国の有力な海運専門誌「ジャーナルオブコモス(JOC)」は最近、米経済の好調と個人消費の拡大によって北米市場が高い成長を見せたことによって、米州路線の物流量が大きく増加すると見込んだ。
実際、米州路線は最盛期を迎え、中国、東南アジアなどから米国に入る物流量が増えている。
海上運賃も先月末と比較して1FEU(40フィートコンテナ1個を表す単位)当たり500ドル以上引き上げられたという。
特に韓国の休暇シーズンが終わる8月中旬から10月まで最盛期には荷主たちの船腹需要が船舶会社の供給を大きく上回るものと見られる。
現代商船の関係者は"貨主らの需要が当社の船腹量を過度に超過する場合、協力会社と協議して船舶を追加で配置する案も検討している"、"輸出入の物量が円滑に運用されるように対応する"と話した。
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