​検察、KAIの粉飾会計情況の追加捕促


韓国航空宇宙産業(KAI)の経営不正を捜査中の検察がKAIの粉飾会計事実をさらに把握し、金融監督院とともに捜査を行っていることがわかった。

2日、ソウル中央地検の防衛事業捜査部は"KAIの部品原価水増しなど粉飾会計が含まれた経営上の不正を見ている"と明らかにした。

KAIの原価操作疑惑とハ・ソンヨン前代表の秘密資金造成疑惑などを捜査してきた検察の刀が経営不正全般に拡大されている格好だ。

捜査陣はハ前代表が就任した2013年以降、イラク空港整備事業などを務めたKAIがまだもらえなかった代金を会計帳簿に収益に反映するなどの粉飾会計の情況を捕捉したという。

韓国型機動ヘリコプターのスリオンと高等訓練機T-50系の航空機などの部品原価を水増しして利益を過大計上する方式などで成果を水増しした可能性にも注目している。

一方、大宇重工業で資金部長を務めたハ前代表は1999年、サムスン航空と大宇重工業・現代宇宙航空が統合して作られたKAIでも財務担当役員を務めた'財務通'だ。

KAIの防産不正の「キーマン」とされるソン・スンボム前次長も財務を担当した。 孫前次長は義弟の名義で設立した委託会社A社を通じて247億ウォン規模の物量を得て、20億ウォン相当の金品を受け取った疑いで現在、公開手配が下された状態だ。
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