映画界の巨匠キム・ギドク監督、女優に提訴され

[写真=NEW 提供]


映画監督キム・ギドク(56)が映画を撮影する過程で暴力的な発言をしたという疑惑で女優に告訴された。

3日、検察によると、ソウル中央地検は女優A氏がキム監督に対し、暴言や侮辱などを受けたという内容で告訴した事件を刑事6部(ベ・ヨンウォン部長検事)が調査している。

A氏は2013年に公開したキム・ギドク監督の映画「メビウス」の撮影当時、感情移入のための演技指導との名目で頬を打たれたり暴言をきくなど、台本にないベッドシーンまで撮影を強要されたと主張している。以降、A氏は主役から降りて、女主人公は女優イ・ウヌに交代された。

映画「メビウス」は夫に対する復讐心で息子に致命的な傷を与える破格的な内容でベネチア国際映画祭まで進出した作品だ。

検察は告訴の内容を検討した後、告訴人と被告人を相手に事実関係を確認する計画だ。

一方、キム・ギドク監督は2012年、映画「嘆きのピエタ」でベネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞し、韓国監督の中で初めて世界3大映画祭(ベルリン・ベネチア・カンヌ)最高賞を受賞した。
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