平昌五輪に向けて業界も「金メダル」に汗

左から案内ロボットと掃除ロボット[写真= LG電子提供]



国内電子・ICT(情報通信技術)自動車業界が、平昌冬季オリンピックで「金メダル」を獲得あするために汗を流している。オリンピック期間にサムスン電子などの韓国企業は、自社の最先端技術を披露し、世界市場の主導権をさらに強固するという戦略である。

関連業界によると、サムスン電子は5G用スマートフォンの試作品開発の最終段階に達しているという。サムスン電子は、国内の携帯電話会社KT(5G専用パイロット網)、アメリカの半導体メーカーのクアルコム(5G用移動通信モデムチップセット)などと一緒に、互換性をはじめとする技術的変数をテストしている。

5Gは、最大速度が20Gbps(毎秒ギガビット)までの次世代通信サービスをいう。第4世代通信LTEより40~50倍の高速処理能力も100倍多い。

最近、スマートフォンの主な競争力として浮上しているVR(バーチャルリアリティ)、AR(拡張現実)、IoT(モノのインターネット)の機能をスムーズに実現するために、必要不可欠な要素である。

サムスン電子の関係者は“スマートフォンだけでなく、様々な5G通信関連製品の開発のためにKTなど、様々なメーカーとの協業関係を構築している”とし“5G用スマートフォンの開発も順調に行われており、平昌冬季オリンピックで問題なく示現することができだろう”と説明した。

LG電子は、オリンピック期間中に4回産業革命を主導する同社のロボット技術を積極的に知らせる計画である。これに先立ち、LG電子は21日、仁川(インチョン)国際空港に韓国語、英語の4ヶ国語が可能な人工知能(AI)の掃除ロボットと案内ロボットそれぞれ5台を配置した。

このロボットは、仁川国際空港公社の中央サーバと連動するように空港利用者にフライト情報をはじめ、搭乗ゲート、設備、店頭などの位置を案内する。また、顧客は空港内の目的地までロボットのエスコートを受けることができる。

LG電子は今後、これらのロボットを平昌五輪の現場に合わせてアップグレードしていく方針である。世界初の5G試験サービスを開始するというKTの野心的な計画も支障なく行われている。まず、9月までに冬季オリンピックが開催される江原道平昌・旌善・江陵など5G試験ネットワークの構築を完了するという計画である。

このため、KTは今年3月に5Gの試験サービス2次テストを終え、最近開かれた「FIFA U-20ワールドカップコリア2017」など、さまざまな実験をしている。これから安定化作業に力を注いで、来年のオリンピック期間「360度VR動画」などの先端技術を世界に披露する。

現代車は来年、平昌オリンピックでスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)、バス、水素燃料電池車(FCEV)で自律走行サービスを披露する。このため、現代車は来月に1回の充電で580㎞を走ることができるSUV型水素燃料電気自動車を公開する予定である。

業界によると、今回披露モデルは2013年に世界初の商用化したツーソン水素車(1回の充電距離415㎞)よりも性能が大幅に向上されており、車体に炭素繊維強化プラスチック材料を適用し、重さも大きく減らしたことが分かった。早ければ年末から本格量産に入ると思われる。

(亜洲経済オンライン)

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