20日、金融界によると、新韓金融持株は今年第2四半期に8920億ウォンの純利益を達成し、上半期全体では1兆8891億ウォンを記録した。前年上半期(1兆4548億ウォン)に比べて29.9%増加した。2001年の創立以来、半期最大の純利益を記録したが、第2四半期の業績でKB金融に押された。
KB金融持株は上半期に1兆8602億ウォンの純利益を記録し、前年同期比65.3%(7348億ウォン)増加し、第2四半期の純利益は9901億ウォンで前期比13.8%(1200億ウォン)増えた。上半期全体で見ると、新韓金融に多少押されたが、四半期では新韓金融を越えリーディングバンクに一歩近づいたという評価である。
KB金融は、最大の子会社であるKB国民銀行の収益性とコスト効率の改善、非銀行部門強化のために買収した子会社の実績などが、グループの連結財務諸表に本格反映され、新韓金融を窮地に追いやった。
KB国民銀行の今年上半期の純利益は1兆2092億ウォンで、2012年上半期(1兆42億ウォン)以来初めて半期ベースで1兆ウォン台を回復した。KB損害保険とKBキャピタルの公開買い付け後の残りの株式を7日に株式交換で買収完了して実績に加えた。特に、上半期の手数料利益は1兆308億ウォンで、前年同期比40.7%(2984億ウォン)増加した。これは、現代証券の接続編入によるKB証券の手数料利益の増加に主に起因したものである。
一方、新韓金融は過度の銀行依存度が毒になったという分析である。上半期の新韓銀行の純利益は1兆1043億ウォンで、持株会社の純利益の60%ほどを占めた。カード(6312億ウォン)、生命(757億ウォン)、キャピタル(471億ウォン)など非銀行部門も過去最大の実績を見せたが、銀行の偏りが負担として作用した。新韓金融持株の経常貸倒引コストも3100億ウォン水準で、前年同期比50%以上減少したが、1位の座を守るには力不足だった。
(亜洲経済オンライン)
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