ウォン・ドル為替レートがなかなか立ち上がらずにいる。18日、ソウル外国為替市場によると、ウォン・ドル為替レートは、前取引日より5.2ウォン下げた1ドル=1123.1ウォンで取引を終えた。
ドルの価値低下は、14日に発表されたアメリカの6月の消費者物価指数（CPI）が前年同月比1.6％上昇にとどまり、米国連邦準備制度（Fed・連銀）が提示した目標値2％を下回ったことが影響を与えた。ここで、この日発表されたニューヨークの製造業活動指数も前月より後退したことが明らかになり、追加金利引き上げの見通しを暗くしながらドルの価値下落をさらにあおった。
特に、17日ウォン・ドル為替レートが1130ウォンを離脱して、追加の勢いがない状況である。 20日には欧州中央銀行（ECB）と日本の銀行（BOJ）の金融政策会議が予定されており、傍観傾向も濃くなり、しばらくの間は1ドル= 1120ウォン台の維持が続くものと見られる。
（亜洲経済オンライン）
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