都市銀行第2四半期実績発表秒読み


17日、金融圏によると、今月20日に新韓金融持株・KB金融持株・ウリ銀行を始め、21日にはハナ金融持株やIBK企業銀行などが第2四半期実績を発表する。

これらの銀行は、米国連邦準備制度(Fed)の金利正常化にともなう貸出金利上昇と預貸マージン拡大、純利子マージン(NIM)改善などに力づけられて予想外実績を収めるものと見られる。

今回の実績公開に対する最も大きい関心は、新韓金融とKB金融の順位争いである。新韓金融は、9年間で国内リーディングバンクグループの席を占めた。しかし、今回の実績を始め、順位が逆になるのかに業界の関心が集中している。

KB金融の第2四半期純益は、前年同期対比32.8%増加した7909億ウォンで、金融会社の中で最も高い実績を見せると予想される。KB損保とKBキャピタルの持分公開買収による利益が反映されて1位を奪還するだろうという展望である。また、新韓持株会社は7200億ウォン台に終わるものと見られる。

持株会社の最大系列会社である銀行純益だけを見ると、KB金融はすでに新韓金融を追い越した。1分期の国民銀行が純利益6635億ウォンを記録し、新韓銀行は5346億ウォンを抜いて先頭に立った。

民営化に定着したウリ銀行の純益は4000億ウォン程度で、前年同期比30%近く上がると予想される。今年前半期は2年ぶりに中間配当を実施するという便りも伝えられ、実績好調に対する期待が高まっている。

ハナ金融は、第2四半期4428億ウォンの純益を現わすと予測される。これは前年同期比18%増加した規模である。NIM上昇とローン資産の成長で手数料利益も堅調で、引当金費用などが良好に管理されたおかげである。特に、電算統合にともなう肯定的な効果も当分持続すると予想される。ハナ銀行は、2015年9月にハナ銀行と外換銀行が統合してスタートした後、昨年6月に電算統合を成した。

大信証券のチェ・ジョンウク研究員は“1分期に続き、第2四半期にも銀行券のアーニングサプライズが予想される”と話した。

(亜洲経済オンライン)


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