16日、金融投資業界によると、大信証券は系列会社である大信F&I、大信資産運用と並んで不動産金融グループに新たに生まれ変わる。
最も代表的なものが、ソウル漢南洞の外人アパートの敷地開発事業である。大信F&Iが施行を引き受けた。アパートの敷地6万667㎡に専用面積が214~273㎡規模で、アパート335世帯を作る予定である。事業規模は1兆4000億ウォン水準である。
大信証券は、投資一環で不動産ファンドにも精魂を込めている。また、VIP顧客を対象に説明会も進めている。現在までに募集した資金は、総額980億ウォンに達することが分かった。
大信証券と大信資産運用は、各々不動産ファンド販売と設定を受け持っている。大信F&Iは不動産を買収する。
ウォン・ジェウンNH投資証券研究員は“大信証券は、大信F&Iや大信資産運用と共に商品供給から販売まで統合された不動産金融サービスを提供する”と話した。“系列会社間もシナジーを拡大して、代替投資能力を強化して高額資産家を広めている”と付け加えた。もちろん、収益性が願う軌道に乗るまでは時間が必要に見える。
ウォン・ジェウン研究員は“不動産中心に事業を拡大するのにも不確実性が存在する”として“今後、市場金利上昇や規制強化が困難を与える可能性もある”と伝えた。また“高額資産家確保も短期で満足することはできない”とし直ちに収益性が明確に改善されることは容易ではないだろう“と付け加えた。
大信証券は2016年営業利益833億ウォンを記録した。前年1701億ウォンに比べて半分の水準である。NH投資証券は、今年の大信証券営業利益を1100億ウォン内外と予想している。
(亜洲経済オンライン)
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